「三陸さ、あべ!」今回は大船渡市赤崎町にあります「鎌田水産」です。
目の前が大船渡湾に面する大船渡市赤崎町にある水産会社。
東日本大震災当時は13ある拠点の内12拠点が津波で浸水した。
社長は震災当日花巻に出張中だったが、急ぎ大船渡に戻り引き波の様子を目の当たりにする。
再建へ向かうも地獄、諦めるも地獄という状況であれば、再建を目指す。ということで、先のみえない中ながらもその年の7月から仕事を再開。
2隻あったサンマ漁船を1隻焼失してしまったが、現在はサンマ船4隻を保有するまでに至る。
また、まちづくりへの思いも深く、大船渡からの新しい食べ方発信、という試みで大船渡の魚を使った商品開発にも携わった。
今回の取材、震災当時の様子、再建へ向けていち早く行動を起こした際の心理状況、現在取り扱っている海産や購入方法、そしてまちづくりに関しての活動など、とても多くのことを語っていただきました。
鎌田社長、質問に対して打てば響くというように言葉がどんどん出てきまして、非常にクレバーな印象を受けましたね。
収録の後にサンマ船も見せていただいたのですが、漁の期間や乗組員の人数、出航先、経費など、中々聞けない話もしていただいて、「あべ!」取材の中でも印象に残る回でした。
みなさんも鎌田水産のサイトから海産物お買い求めになってみてはいかがでしょうか。