今回は「酔仙酒造」大船渡蔵を取材しました。

雪っこで有名な陸前高田の酔仙酒造。津波で蔵を全流失するも、震災直後から社長は会社存続を表明。2011年8月には一関市大東町に蔵を借りて雪っこを醸造。毎年恒例の10月1日出荷を果たす。その後グループ補助金を活用し再建資金を手配。

陸前高田では盛り土や造成による地下水脈の変化が懸念されるため、水と敷地を求めて2012年、大船渡に蔵を建設。大船渡蔵でも10月1日の雪っこ出荷を間に合わせる。慣れない蔵での醸造ということで、蔵人達の努力と苦労、そして、それにも増しての雪っこを出荷できた時の喜びは如何許り程であったか。

そして現在、生酒だけではなく熟成酒もラインナップできるようになった 2014-2015年の造りについてなどを伺いました。