山田には、山田せんべいというせんべいがあります。

今回はこの山田せんべい製造元の太田幸商店にお邪魔しました。

「太田幸商店」

昭和25年ごろ、現社長の祖母が始めた店。米粉にごまなどを練り込んだ山田地域に伝わるせんべい、山田せんべいを製造している。元々は山田町の中心地で営業していたが東日本大震災の津波により店舗流失。その際に、父母である先代夫婦も犠牲となってしまう。震災後さまざまな経緯を経ながら高台に移転し、2014年4月30日、補助金を活用しながら現在の場所に工場を再建。

現在の状況や、山田せんべいについてなどをお伺いしました。

 山田せんべい、みなさんご存知でしたでしょうか。

せんべいと生せんべいがあるのですが、上新粉に胡麻と砂糖、塩を混ぜて蒸したものを半乾燥にしたものが、山田生せんべい。これを乾燥させて焼いたものが山田せんべい。ごまが入っているので生せんべいは黒い色をしています。これが焼いた山田せんべいになると白が出てきて全体的には灰色に見える、また大きさも、手の平や顔ぐらいの大きさがあるというのも面白いですね。

この太田幸商店も2014年4月に再開を遂げたばかりということで、地元の名物復活には、非常に多くの方々が喜んでいられることでしょう。みなさんも機会がありましたら、山田せんべいをお召し上がり下さい。