- 開催日
- 平成25年4月11日
- 場所
- カシオペアFM事務所
- 審議対象番組
- 「仁左平中学校閉校記念特別番組 新たな未来をみつめて」
カシオペアFM平成25年4月番組審議会が、平成25年4月11日(木曜日) カシオペアFM事務所にて開催されました。
出席委員の氏名:田中利見氏、菅原孝平氏、阿部秀子氏、竹花裕子氏、阿部由佳氏
放送局事業者側出席者:中田勇司、小舘秀樹(パーソナリティー)
今回は「仁左平中学校閉校記念特別番組 新たな未来をみつめて」について、審議していただきました。
○=番組審議委員
●=放送局事業者
● この番組は、3月に行われた仁左平中学校閉校式の模様を、特別番組として編集したものです。
○ 企画としては認めたい。企画を生かす方法としては、屋外での録音の準備態勢がなっていないのではないか。音声の入力レベルが低すぎて、編集で大きくするとノイズが聞こえる。ナレーターの発音も切れ切れである。
○ ラインを通しての録音ではなく、エアチェックのようだ。準備不足感は否めない。
○ 番組構成として、番組始まりでスポンサーを羅列するという始まりはどうなのだろう。番組進行のリズム感を考えて欲しい。式典の重厚感は分かるが、そこまでラジオから流れる番組で必要なのだろうか。生活の中で聞く人のことを考えると、進行・構成のリズムを考えて作って欲しい。
○ スポンサー紹介も女性の声を起用するなどの工夫が必要なのでは。スポンサーシップを紹介してあげる心づもりが足りないのではないか。
○ 一人だけで集音、編集、作成というのは無理があるようだ。2人以上での構成が必要ではないのか。
○ 技術研修はやっていないのだろうか。編集や企画に関しても必要なのではないか。
● 今回の音源は、編集というよりも録音の問題が大きいと思われます。
○ 企画によって、ある程度ランク付けと準備が必要なのだろう。
○ 閉校までの歴史を調べているところは、よく調べていたようだ。
○ 既存の学校の卒業式や入学式の様子、統廃合になった両学校に対しての取材なども番組企画としてあればいいのではないだろうか。
○ 想い出を語る声の部分にBGMがついていたが、余計だった。それが会場だったのか、編集で被せたものなのかにもよるが、主は声というところをもう一度考えてほしい。
● スポンサーもついて番組として完成させるのですから、編集だけではなく、完成版を通しで聴いてチェックする体制も必要かもしれません。
○ NHKですらBGMの方が高くて主となる声が聴こえない場合がある。そういうものに慣れてしまっていることもあるのではないのだろうか。スタッフ同士でこの番組を聴いて改善点を出しながら次回に繋げるという作業が必要なのではないか。
○ 卒業生などにマイクを向けて録った部分はよく録れていた部分もあった。番組全体を通してレベル調整など、全員で研修していく必要がある
○ インタビューが1人だけの部分があった。尺の問題もあるのだろうが、もう少し人数を 増やせばよかったのではないだろうか。
○ 学校の歴史や人物の歴史など、バックグラウンドの取材をもっと深くしていけなかったのだろうか。
○ 全員で同じ素材を題材に聴いて、それに対して意見を出し合うなど、研修の仕組みを確立していかなければならないだろう。
● 研修システムを確立するようにして参ります。
【番組審議委員】
委員長:田中利見
委員:寺崎信雄 菅原孝平 阿部由佳 阿部秀子 竹花裕子 小松務