平成28年8月番組審議会

特定非営利活動法人カシオペア市民情報ネットワーク カシオペアFM 平成288月番組審議会が、平成28817日(水曜日)に開催されました。

出席委員の氏名 田中利見氏、小松務氏、柴田徹氏、菅原孝平氏、三澤芳光氏、阿部秀子氏
放送局事業者側出席者:中田勇司 小舘秀樹

今回は「for Cassiopeia」という番組について審議していただきました。

〇番組審議委員
●放送局事業者

○それでは、今回は「for Cassiopeia」について皆様からご意見を自由に願いしたい。 

●この番組はカシオペア青年会議所による30分番組です。

2回聞いてみた。会議所の番組ということはわかった。登場人物に役割分担があることもわかった。今度のイベントで会議所が出店するなどということもわかった。しかしながら、トーク内容が浅く、仲間で楽しそうに話している番組に聞こえてしまう。

○話すのが慣れてきているようで、ざっくばらんに楽しく話しているようには聞こえる。が、ともするとリスナーを忘却して自分たちだけで雑談しているように感じる。リスナーに向けての番組ということで構成、内容の充実、何を伝えたいのかが明確に欲しい。番組のメインパーソナリティ・構成担当はもっと下準備をしてから臨んでいただきたい。

○音声レベルのバランスが悪い。聞こえない部分がある。また、何を言わんとしているのかフォーカスがぶれているし、話が散漫としているので聞き手に負担をかける。もう少しまとめて欲しい。イベント告知などの部分もあったが、それを知らない人にもわかるように説明を入れて欲しい。

○慣れてきても構成などの基本部分をきちんと踏襲してもらわないと、電波を使った番組として成り立っていかない。この機会に初心に返るというところがほしいのでは。

○収録番組なので、編集、構成、取り直し、レベル合わせなどなど、もう少し丁寧な番組にしてほしい。

○熱意は買おう。ところがそれが空回りになっていることが多いのではないかと感じる。若者がどれだけ聞くのかというと疑問。またFMのメイン層である高齢者が聞いていたとしても、そこへの訴求が薄い。柱立て、コンセプトを明確にして収録に臨んでほしい。音声レベルも人によって高い低い、同じ人でもレンジ幅が大き過ぎたり、聞きづらいものになっている。ミキシング・編集技術を上げてもらいたい。

○イベントについてのアナウンスが十分でないのではないか。ラジオ以外でもアピールするべきでは?その定義も説明不足に思われる。若者主導でもっと盛り上げてほしい。

○熱意やイベントの準備など楽しく聞くことができた。また後半は新しいゲストの紹介もあり興味深い。会議所が日常もどんな活動をしているのかも教えてほしい。

○これからも謙虚に、もう一度考え直して番組作りをして行って欲しい

FMには会議所、青年部、4HCと若い人たちの団体の番組があるのだが、今回のものは団体の広報番組としてではなく参加メンバーの個人トークのように聞こえてしまう。再度、団体の活動を地域の方々に知ってもらうものとして作り込んで欲しい。

○登場人物紹介、今日の話題、曲、改めて今日の話題、など、チャプターを明確にし、それぞれの頭には短い説明を入れて、途中から聞いた人にも今は何の話をしているのか分かる作りが欲しい。

○また、自虐的な話をぼかしながら差し込むとリスナーはモヤモヤするだけ。そういうものは入れずに、はっきり伝えたいことを重ねて番組作りが必要だろう。

●貴重なご意見、ありがとうございます。今後とも番組づくりに活かしてまいりますので宜しくお願いいたします。