特定非営利活動法人カシオペア市民情報ネットワーク カシオペアFM 平成28年6月番組審議会が、平成28年6月16日(木曜日)に開催されました。
出席委員の氏名 田中利見氏、小松務氏、柴田徹氏、菅原孝平氏、三澤芳光氏
放送局事業者側出席者:中田勇司
今回は「国士の気魄我が理想Ⅳ」という番組について審議していただきました。
〇番組審議委員
●放送局事業者
○それでは、今回は「国士の気魄話が理想Ⅳ」について皆様からご意見を自由に願いしたい。
●この番組は県立福岡高校の生徒による30分番組です。番組も4年目に突入しました。
○この生徒たちで番組構成まで考えて話しているのには好感が持てる。また、各学年の生徒が出てきていて次の世代に繋がるようにしているのも良い。しかしながら若すぎる話題で高齢者には何を言っているのか聞き取れない部分もある。
○大人の目から見ると、語彙力が不足しているとか、みんなで同じ言葉を連ねる、同調性が高い、よく笑うなど気になる部分はあるが、考えてみれば高校生の頃はこういったものだったのかとも思う。
○年配の方が聴いた時に、高校生は元気がいいと聴くのか、うるさいと聴くのか分かれるところかもしれない。ここは聴く人の年齢や、この年代の子どもと接している接していないといった環境によって感じ方が違ってくるのだろう。また、話題の切替が早すぎて、聴いている側は何について話しているのか着いていくのに大変な時があった。
○お便りコーナーがあったが、ああいうのがもっとたくさん出てくれば広がりが出てくると思う。
○奨学金の話が出てきた。こういった話題は親も知りたいだろうし、子どもたちがどういった考えを持っているのかも知ることができて良い。また、全般に福岡高校の様子がもう少し伝わるような話が欲しいとも思う。
●ネットを通しても聴くことができるようになっているので、全国の0Bの方々にも聞いていただき、地元の高校生を見守って欲しい。
○生徒だけではなく、原稿構成や、番組内の登場人物として大人も手伝ってもらい番組を育ててもらいたいところもある。
○校歌の一節を番組タイトルにしているが、難解な歌詞なので自分の経験からしても現役の高校生が意味をとらえているのか疑問だ。校歌の歌詞の意味について触れてみる回などがあっても面白いのではないだろうか。
○直近の学校行事について話題にしているがそれだけではなく、今月の行事はこれ、その中で今回はこの話題というふうに整理して伝えてもらうとより解りやすい。
○レギュラー陣だけではなく、部活で活躍した生徒などをゲストとして呼んでもらうのもいい。また、校内でインタビューなども面白いと思う。
○聴き始めて、よく笑う。笑う。で、思い直した。箸が転んでもおかしい年頃の女子高生の起用の意味。少子高齢社会。大半の市民はこういう明るいキャラにビックリしたろうが、普段の生活では接していない。故に、現代女子高生気質にFMを通じて接するのも、少子高齢過疎地域だから意味があるのかもしれない。今後として、当面の高校生活の話題、行事云々等々、選挙権への意識、実際の行動とか、高校生の恋愛感とか、いろんな切り口をできれば持たせたい。
○家庭に高校生がいないと解らない学校の様子など、おもしろいと思った。明るいお話の仕方も良いと思う。
●貴重なご意見、ありがとうございます。今後とも番組づくりに活かしてまいりますので宜しくお願いいたします。