令和4年度10月番組審議会

特定非営利活動法人カシオペア市民情報ネットワーク

カシオペアFM 令和4年10月番組審議会が、令和4年10月28日(金)に開催されました。

文書並びに口頭による議事として、各委員から個別に番組への意見を頂き、それを取りまとめました。

 

出席委員の氏名 田中利見氏、戸来守和氏、菅原孝平氏、阿部由佳氏、柴田徹氏

放送局側出席者 中田勇司 川口奈々美

今回は「くらしのラジオ~二戸市職員出前講座~」という番組について審議して頂きました。

 

(●放送局事業者 〇番組審議委員)

 

● 二戸市の職員の皆さんに、私たちの暮らしに関わる市の取り組みについてお話して頂く30分番組です。

本放送は毎週水曜日午後6時から、再放送は毎週土曜日午前8時からです。

 

〇 二戸市の出張出前講座として漆産業の現状が報告されていて、分かりやすく良かったと思います。全体の内容の構成とゲスト職員と協力隊の組み合わせも良く、質問も適切だったと思います。

今度は別の番組で移住してきた協力隊員が二戸でどのような生活をしているのか、困っていること楽しんでいる事など聞きたいですね。

 

〇 二戸市の産業で欠かすことのできない漆産業。地域おこし協力隊の方のお話を交えて、漆の良さ・奥深さを市民に知ってもらえる放送となっていた。

二戸の課題・問題点を知ってもらうことも大切だが、このように良さや「地域の宝」を放送するのをもっと増やすべきだと考えます。

 

 〇 広報にのへなどでの活字での情報に加え、生の声を通して市職員の仕事内容や役割・やる気を市民の皆さんに伝える好番組。

通算何回目だったのか、回数を知らせるといいのでは?

歴史民俗資料館在任中、何度も出前講座の要請を受け、地域へ出向いた経験から思うに『出前講座の制度を周知』させる努力をFMでさらにしてほしい。(つまり市役所側の努力)

 

〇 冒頭で番組の目的をはっきり示しているのが分かりやすかった。

自分が住んでいるところにこんなに素晴らしい日本遺産があるということに気づかされ、誇らしい気持ちになるリスナーもいるのではないか。

私自身も適生舎で購入した浄法寺漆100%のものを使用している。感触が心地いい気分にさせてくれるが、南場さんが言っていた「水っぽいさらさら流れるような質感」とはまさに的を得た表現だと思った。故郷の良さを伝える一端となったのではないか。

 

 〇 この番組は地域住民に様々な情報を発信するたいへん良い番組と以前から思っていました。

聞き手の川口さんの進行は聞きやすく準備&リハーサル(打ち合わせ)をきっちりしているなという印象でした。今回は『漆』がテーマで分かりやすい質問と分かりやすい説明(話し方の速さなど)が良いと思いました。また番組最初の趣旨説明、順を追った質問と説明、番組最後のご意見・ご質問を受ける旨の説明もスムーズであり、限られた時間で上手くまとめてあるなと思います。

今回のテーマは30分では全然伝えきれていないことがあると思います。市の取り組み、協力隊など限られた時間で浅く広く伝える番組でした。たくさんの漆人のお話や購入者の感想なども広く伝えれば、市民も益々地域の宝を誇りに思うのではないかと思い、ぜひシリーズにしてみてはどうかなと思いました。漆に限らずこれから作る番組でも一度だけではなく同じテーマで数回やればもっと深く理解されると思いました。

大変良い番組だと思います。数年間続けているテーマがあると思いますので、楽しみにしています。

 

 ● 委員の皆様、貴重なご意見、ありがとうございます。今後とも番組づくりに活かしてまいりますので宜しくお願いいたします。

 

各議員からの文書ならびに口頭による意見の提出がなされ議事を終了した。