平成22年11月番組審議会

開催日
平成22年11月18日
場所
カシオペアFM事務所
審議対象番組
「特別番組 地域の福祉を考える」

カシオペアFM平成22年11月番組審議会が、平成22年11月18日(木)カシオペアFM事務所にて開催されました。

出席委員の氏名:田中利見氏、小松務氏、国香よう子氏、阿部秀子氏、竹花裕子氏
放送局事業者側出席者:三澤芳光、中田勇司、中村誠

特定非営利活動法人カシオペア市民情報ネットワーク カシオペアFM平成22年11月番組審議会が平成22年11月18日(木曜日)カシオペアFM事務所にて行われました。


今回は「特別番組:地域の福祉を考える」(平成22年3月22日15時15分放送)について審議していただきました。

○=番組審議委員
●=放送局事業者


○大変勉強になった。ただ気になったことが「権利」ということばを多く使っていたこと。確かに福祉を受けるという「権利」はあると思うが、「権利」からイメージされる雰囲気が私はあまり良く感じられず、「権利」に変わるような表現が別にあればいいのにとの想いで聞いた。内容については良かった。弱者の方々が福祉を受ける「権利」というものがあるのだということを理解できたのではないかと思う。

○「権利」とは法律用語であるので、通常の社会の中では確かに別な言い方があればいいかもしれない。専門用語をできるだけ使わないで伝えられるようにしたほうがいい。

○「権利」というものがあることを知らずに、不利益を被る人も確かにいると思う。確かにそのような人を支援する意味で福祉があるのだと思う。
○最近は虐待とか子殺しとかひどい世の中で、地域の中で福祉として支えて聞かなければならない。社会の中でこのような内容のことをラジオで放送する事は大変良かった。一回だけの放送ではなく、シリーズとして掘り下げるようなことがあってもいいと思う。

○子どもの虐待に関しては、近所で虐待が疑われるようなことがあるときは知らせる義務があるが、通報するにも近所の人間関係などを心配して中々簡単にはできない。このようなこともラジオで取り上げて考えていくことも大事であると思う。

○話を聞いているうちに、誰がどの立場で話をしているのかが分からなくなった。地域に密着したこのような番組は必要だが、もう少しリスナーの立場になって工夫していただければ充実した内容になると思った。

○確かに全員男の人なので声だけ聴いていると誰が話しているのかわからない。司会者は、発言するときは手を挙げていただき、「はい○○さんどうぞ」というようにすると、誰の発言かわかり良いと思う。それから、BGMが最初は気になりませんでしたが、だんだん曲調でしょうか、高くなって耳障りだった。BGMも音量の高さや、曲調についても気をつける必要があると思った。

●BGMについては、いろいろな評価があり、年齢の高い方からは音が高いと言われることが多いし、年齢の低い方からはもっと高くても良いと言われることがあります。

~ここで再度BGMの音量について確認の為聞き直す~

●確かに高いし、曲調が激しい場面もありBGMとしてふさわしくないと思われます。今後は、曲調も含めてBGMの音量については注意させます。

○先日お年寄りの集いの場でこのような話を伺った。自分は子どものころお年寄りからいろいろなことを教わり、人としてやってはいけないことなど身についてきたと思っており、それを孫とかに伝えたいのであるが、嫁に遠慮して中々それが出来ない。そのようなことをラジオで伝えるなどすることでおばあちゃんの知恵袋のような内容の放送もあっていいように思った。

○日めくりカレンダーなどにいい話が良く載っているので、著作権フリーのようなものを探して放送する事もいいと思う。様々なことを掘り下げることで良い番組は作れると思うので検討していただきたい。

【番組審議委員】

委員長:田中利見
委員:寺崎信雄 国香よう子 阿部由佳 阿部秀子 竹花裕子 小松務