- 開催日
- 平成24年10月18日
- 場所
- カシオペアFM事務所
- 審議対象番組
- 「馬淵の音を下る」
カシオペアFM平成24年10月番組審議会が、平成24年10月18日(木曜日) カシオペアFM事務所にて行われました。
出席委員の氏名:田中利見氏、菅原孝平氏、阿部秀子氏、阿部由佳氏、竹花裕子氏
放送局事業者側出席者:中田勇司、小舘秀樹
今回は、新番組「馬淵の音を下る」という番組について審議していただきました。
○=番組審議委員
●=放送局事業者
● この番組は藤田薬店、平石材工業、タムラ薬局の提供です。馬淵川の音を題材に、上流側から下流へと、川とその周辺の風土や歴史を紹介しながらリスナーにお伝えする番組です。
○ 企画は面白い。しかしながら「音」にこだわる番組だから難しい。瀬は音があるが淵は音がない。TVなら問題はないのだが、ラジオで音源のみで伝えるには工夫が必要。
○ 水音がさわやかで気持ちが良い番組だと思いました。しかし、リスナーの事を考えると、進行のテンポ、情景の説明、放送の時間帯、いろいろなところが気になりました。瀬音だけが長くては飽きがくる。水鳥の声、釣り人、自動車の音が入るのも情景が湧いていいのではないだろうか。
○ BGMでドナウ川を使っているが、下流域の大河を思い起こさせる曲なので、上流の瀬音を紹介するのはどうなのだろう。また、瀬音自体が1/fの音になっているので、無理にBGMを重ねなくてもよいのではないだろうか。
○ 初めに地形と川のナレーションが必要。地名や歴史、風土などを入れながら、頭の中で音を地図を思い浮かべさせるような工夫が欲しい。
○ BGMで時間経過を表現したいようだが、その前にナレーションで、日が落ち月が出てきました等の文言を入れると想像しやすいのではないか。
○ 音という漢字をネと読ませると、根と間違いそうだ。どこかで注釈が欲しい。また、音を下るという言葉は日本語としてどうなのだろうか。
○ スポンサー紹介のところで噛んでいるように聞こえる。CDデッキの調子のせいならいいのだが、放送でもそうだとすると問題だ。
○ 川の流れを東西南北の方向で紹介しているのだが、方位では想像しにくい。下流に向かっていることは判っているので、左右で表現した方がより判りやすいだろう。
○ ナレーションは落ち着きがあり、声質も聴き易くよかった。高く評価したい
【番組審議委員】
委員長:田中利見
委員:寺崎信雄 菅原孝平 阿部由佳 阿部秀子 竹花裕子 小松務