令和元年10月番組審議会

特定非営利活動法人カシオペア市民情報ネットワーク カシオペアFM 令和元年10月番組審議会が、令和元年10月15日(火曜日)に開催されました。

 

出席委員の氏名 田中利見氏、小松務氏、菅原孝平氏、柴田徹氏

 

放送局事業者側出席者 中田勇司 高下タカヒロ

 

今回は「農家さんに聞いてみよう」という番組について審議していただきました。

 

〇番組審議委員
●放送局事業者

 

●この番組は、パーソナリティー高下タカヒロが二戸地域、青森県南部の様々な農家さんに農作物や農家ライフについてお話を聞くという番組です。これまでにブルーベリーやホップ、米などの農家さんにお話を聞いています。今回は葉たばこ農家さんのインタビューで、収穫した葉たばこを編んで乾燥させる作業を取材しました。

 

○それでは「農家さんに聞いてみよう」について皆さんからご意見を自由にお願いしたい

 

○これまでカシオペアFMで一般の農家さんに話を聞くという番組は無かった。若いスタッフが入り、このような番組が制作できるようになったのだと感じた。農業が盛んな地域なので農家さんを対象とした番組を作りたかったという制作側の気持ちもあったようで、良い番組だと思う。

 

〇農家は大変だという話をよく聞いているが具体的なイメージもなかった。農業について詳しく知らなかったので面白いと思いながら聞いた。農作業への機械の導入から、農業の衰退していく面と革新していく面があるということを感じた。昔と今の農作業の違いを知ることができる興味深い番組だ。

 

〇名前や説明など導入の部分が聞きづらかった場合、そのあとの内容について聞く気にならなくなってしまうのではないか。対象の農家さんを含めて主に聞いている高齢者のためにも導入はきっちりと丁寧に伝えるべき。

 

〇葉たばこのミシン編み機のベルトコンベアーの操作音や業務用除湿器の運転時の音など、取材先の現場ならではの環境音は効果的だ。実際に現場に行って環境音を生かす工夫を考えているのだろうと感じた。ただし、インタビューの声が環境音に負けてしまっていた箇所もあったので音量の注意は必要だ。

 

〇 今回は葉たばこの収穫後の作業として「ミシン編み機」と「業務用除湿器」をそれぞれ取り上げており、見た目や操作など簡単に機械の説明をしていた。細かい操作や装置についての説明は不足していたのかもしれないが、農業に携わっていないリスナーは細かい機械の話を聞きたいわけではないのでこの程度の説明でも十分ではないか。

 

〇今回の取材対象である農家さんの口調が非常に柔らかかった。おそらく何度も取材を重ねていくうちにリポーターの高下氏とも冗談も交えて話せるほどの間柄になったのだろう。このような形で番組の取材を受けている農家さんも嬉しいのではないだろうか。良い番組なのでもっと丁寧に仕上げるべき。

 

●貴重なご意見、ありがとうございます。しっかりと番組づくりに活かしてまいります。