平成26年12月番組審議会

特定非営利活動法人カシオペア市民情報ネットワーク カシオペアFM 平成26年12月番組審議会が、平成26年12月10日(水曜日)に開催されました。

出席委員の氏名 田中利見氏、菅原孝平氏、阿部由佳氏、柴田徹氏、小松務氏、阿部秀子氏
放送局事業者側出席者:三澤芳光、中田勇司、小舘秀樹

今回は、「るみ子のアフタヌーンカフェ」という番組について審議していただきました。

〇 番組審議委員
● 放送局事業者

〇 非常に上手な語り口である。中高年にも聴きやすい声とペースでよい。内容、そしてパーソナリティが十分に生きた番組である。

〇 聴きやすい。非常になめらかな語り口である。意識して早口にならないよう抑えて話しているので好感が持てる。免疫力などの話では根拠や出典、参考文献を提示していない部分があったので、そこは気になった。

〇 最近全体の番組が聴きやすくなってきている。この番組もそうだ。BGMのレベルが気になる事もあったが、この話の音量は声とのバランスもよく、聴きやすかった。

〇 根拠の出典やBGMに関しては同意見。話のトーンが下がっていくところは音量が小さくなるので聴きづらい時もあった。また、復唱して話すのは年配の方にも入りやすいのではなかろうか。

〇  聴衆者は畑仕事や運転しながら聞いている人も多い。そういった環境でも聴きやすいのがよい。

〇 “カフェ”の名の通り、一味違う番組と癒し系の声のパーソナリティで良い。今後の話題設定がどうなるのかが楽しみ。

● ゆっくり話しているというところもあるが、歯切れが悪いと感じる部分もある。BGMからトークへ移るまでの間が長い時があるようにも感じた。トークの間はこれからも研鑽が必要だろう。

● BGMの音量は非常に難しいところではある。今回はみなさんからのお話しがあったので、バランスがよかったのではなかろうか。毎週の30分番組、ボランティア参加をお願いしており、声の彩りも増えるので、非常に感謝している。

● 女性の声だけでなく、男性の声もあればより幅が広がるのではないか。週替わりや対談的なトーク番組も考えられればよい。スケジュール調整など色々と難しい部分はあるのだろうが、考えてみるのもよいのかもしれない。

〇 彼女ぐらいの年代の方の話題は、上の世代にも若い世代にも話が合ってよいのではないか。番組パーソナリティの人選としても丁度良い年代だったと感じる。

〇 振り込め詐欺など社会現象が色々と問題になっている。FMとしての活動の中で、彼女の語り口で高齢者に語りかけ注意喚起を促すのもよいのではないか。

〇 既に行っていることかもしれないが、番組やコーナーごとのBGMも、その番組の中で定番化するとよいだろう。

● 今年は春の番組改編で自社制作番組を午後に放送するようになった。この効果が少しずつ現れているようで、生放送も合わせ日中の自社番組を地域の皆様に聴いていただけるようになったと思う。

〇 コミュニティFMが地域防災に役に立つということは以前の大雪で皆が気づいたと思うので、時々防災関連の番組なども作りながら地域に役に立っている放送だということでラジオを聴いてもらうことも大切だろう。

● 貴重なご意見、ありがとうございます。また、カシオペアFMは2014年12月19日を以って10年目に突入します。今後とも地域に密着した番組づくりに活かしてまいりますので宜しくお願いいたします。