平成26年4月番組審議会

特定非営利活動法人カシオペア市民情報ネットワーク カシオペアFM 平成26年4月番組審議会が、平成26年4月17日(木曜日)カシオペアFM事務所にて開催されました。

出席委員の氏名 田中利見氏、菅原孝平氏、阿部由佳氏、柴田徹氏、小松務氏、竹花裕子氏
放送局事業者側出席者:中田勇司、小舘秀樹

今回は、「じょぼG!」という番組について審議していただきました。

○ 番組審議委員
● 放送局事業者

○ この番組もそうだが、以前に比べて全体に番組のクオリティは上がってきている。どちらかというと女性の話のほうがゆっくりとしていて聞きやすい。逆に、男性の話は、地名や行事など、地元の人は分かっているという意識があるのか、口調が早い場合があって聞き逃すところがあった。

○ 浄法寺エリアを特別な存在としてとらえるのか、エリア拡大の1つの地域として捉えるのか、視点や企画も考える必要があるのではないか。

● 旧二戸市と旧浄法寺町との合併から、元々、浄法寺エリアをフィーチャーしたいという考えもあったので、浄法寺番組ということで立ち上がりました。

○  浄法寺で本当に地域のことを思いながら活動していらっしゃる方々、福祉関係やその他でも、たくさんいらっしゃる。そういう方々に番組に出演いただければよいのではないか。

○ 編集テクニックの話にもなるが、会話のスピードやBGMのレベルなどの基準を放送局として作っていかなければならないだろう。

○  温泉などの地域情報も入っていたが、コーナーの最後に再度場所を伝えて欲しい。

○ 地域の方々に多く出ていただきたい、そうすると聞いている側もああいう人が出ていたと楽しみになるので、紹介リレー的な人選も面白いのではないか。

○ 企業のPR的な要素も入ってもいいのだから、浄法寺の企業訪問シリーズも面白いのではないだろうか。

● これから人の繋がりは広がってくると思います。

○  道の駅などで今何が旬か、何が出ているのかといった、本当の地域情報を聞いていくのもよいのでは。

○ 郷土芸能についての話題なども鳴り物の音源といっしょに放送すると、地域情報としての深みが出てくるのではなかろうか。

○ 番組の性質として、浄法寺の人が浄法寺の事を知りたいという部分と、二戸の情報を浄法寺にも知ってもらう部分と、双方向で考える必要はないのか。

● 今は番組が始まったばかりですので、浄法寺の方々による浄法寺の情報を伝えるというところにウエイトを置いています。二戸の情報は普段の放送の中で聞いてもらえる部分もあると思います。

○ おっほ(どぶろく)の話など、ちょっと前の世代の話なども、面白い昔話としてアーカイブ化していけるのではないだろうか。

○ お城の話なども聞いてみたい。人と場所、歴史、食、企業など、カテゴリーを分けていくとより面白くなるのではないか。

○ 県立の伝習農場もあった。県には2つ。六原と浄法寺。その卒業生は65~70歳ぐらいより上の方々。浄法寺という話題でいくと、そういった地域の歴史などの話もいいのではないか。

○ 相撲の話も大きなファクターだろう。小中学校の校歌なども。

○ 地域の人の声やまちの様子を紹介するのはとても楽しい。リスナーの輪が広がると思う。「じょぼG!」だけではなく、たくさんの地域の人々や文化を広げてほしい。カシオペアFMの本来のあり方が出てくると思う。

○ 浄法寺出身の活躍している人々の話なども、出演や紹介など考えられる。また、この番組をきっかけとし、ある程度、半年なら半年と期間を決めて、そこからは二戸全体の番組として作っていった方が面白いのではないだろうか。

○ 浄法寺番組ももちろんだが、合併を経て二戸エリア全体が聴取可能となったということを考えると、旧二戸旧浄法寺ということではなく、オール二戸にする大きな力となる番組となってほしい。難聴解消で浄法寺と同時に斗米や御返地にもアンテナが立ったのだし、福岡も含めて地域の方々に出演いただきながら、オール二戸の情報番組に移行するのが正常進化の方向だろう。そして地域情報を拾う場合の取材能力の面からいうと、1人だけでは負い兼ねるところが出てくるだろう。2人3人の取材班体制などを取りながら、動ける内部体制をとらなければ。

○ こういう切り口から、地域の事を広める番組に作り上げていくのがいいのではないか。ゆくゆくは「二戸探訪」などのくくりで、二戸全域の話題に触れる番組に進化していければいいと思う。二戸音頭などを使いながら。

● 貴重なご意見、ありがとうございます。二戸市内全域をカバーしたということを考えながら、番組づくりに活かしてまいります。