特定非営利活動法人カシオペア市民情報ネットワーク カシオペアFM 令和2年4月番組審議会が、令和2年4月8日(水曜日)に開催されました。
なお、今回はコロナウイルス感染防止のため集会形式の議事ではなく、文書ならびに口頭による議事として、各委員から個別に番組への意見をいただき、それを取りまとめました。
出席委員の氏名 田中利見氏、小松務氏、菅原孝平氏、阿部秀子氏、阿部由香氏、柴田徹氏
放送局事業者側出席者 中田勇司 高下タカヒロ
今回は「御山のさんぽみち」という番組について審議していただきました。
〇番組審議委員
●放送局事業者
●この番組は、二戸市浄法寺にある天台寺の歴史と現在の様子についてお伝えするコーナーです。残念ながらコロナウイルス感染症の影響で中止となりましたが、5月の大型連休中に天台寺を巡り歩くイベントを企画しておりまして、その前段階として天台寺のことをリスナーのみなさんに改めて知ってほしいということから始まりました。番組の良い点と悪い点についての客観的な意見をいただきたいです。
〇ナレーターも落ち着いているし、ガイドの説明も分かりやすく、十分に理解することができた。全体的にバランスが良い。今後は天台寺全体だけでなく、仏像その他でも文化財として素晴らしいものがあるので、もう少し新しい発見がある企画も期待したい。
〇単発モノではなく、年間を通して聞くことができるような形式での放送が望ましい。本来予定していた5月のイベントに向けての期間限定コーナーだったと聞くが、このような番組は繰り返して放送することでリスナーの関心を引くのではないだろうか。
〇歴史を取り上げたこの番組にふさわしい品格を持ち合わせた出演者で構成されている。このような文化面を取り上げた番組やコーナーをもっと増やすべきだ。
〇天台寺は貴重なお寺だからこそ、瀬戸内寂聴氏が住職に就任され、地域の方々や行政によって愛され、守られてきたお寺だと思う。その重要性を伝えるためにも、これからもこのような番組は必要だ。天台寺の歴史を知り、観光ボランティアガイドの話を聞くと、実際に天台寺を歩いているような感覚になることができた。ぜひ、天台寺に行ってみたいと思わせるような内容だった。
〇前半は、天台寺の歴史についてのプロの語り口。後半は、観光ボランティアガイドによるお国訛りの語り口。この2部構成のコントラストが非常に良かった。淡々と話す歴史の説明も分かりやすく、また柔らかな調子で話す観光ボランティアガイドの語り口も、天台寺の情景が浮かぶようだった。
〇 コーナーの尺としても丁度よい。続けて聞きたくなる構成は大変良かった。番組のテーマである「知っているようで知らない天台寺の魅力」というものがわかりやすく伝わっている。
●貴重なご意見、ありがとうございます。しっかりと番組づくりに活かしてまいります。