平成28年4月番組審議会

特定非営利活動法人カシオペア市民情報ネットワーク カシオペアFM 平成284月番組審議会が、平成28413日(水曜日)に開催されました。

出席委員の氏名 田中利見氏、小松務氏、柴田徹氏、菅原孝平氏
放送局事業者側出席者:中田勇司、小舘秀樹

今回は「にのネット」という番組について審議していただきました。

〇番組審議委員
●放送局事業者

〇それでは、今回は「にのネット」について皆様からご意見を自由に願いしたい。この番組はこの4月からの新番組で第1,3,5木曜日に放送するものです。

●二戸の観光情報を全国に発信していくという趣旨から始まった番組です。とはいえ今回が初回ということで、何につけこれから作り上げていく番組ではあります。

〇すごく良い企画を始めたものだと思う。サイマルを使って二戸から全国へ発進するということが良い。しかしながら、34パートぐらいに分けているが、項目が多すぎるように思う。発音が早口すぎる部分があって聞き取りにくい。また、パーソナリティのやりとりのところで当人同士で会話をしているが、その後ろにいる全国のリスナーに向けて説明するという認識で話題を厳選してゆっくりと伝えるよう作りこんでいった方がいいのではないか。とはいえ、企画は大変に素晴らしい番組がスタートしたのだと思う。

〇地元の人ならば知っていることが当然という前提で話をしているが、地域外のリスナーにわかってもらうという狙いがあるのだろうから、歴史や背景の説明部分がほしい。

〇下準備の段階から、日本中の人々に教えたい部分の予備知識をフォローするようにした作りがほしい。そうすれば二戸が浮かび上がってくるのだと思う。

〇番組を聞いていて、二戸にあるのに九戸城とは何故?というのは私も思った。説明の部分を丁寧にしてほしい。

〇二戸地域の説明を丁寧にしながら観光情報を盛り込んであげれば、二戸を訪れたいと思う人も増えるのではないか。

〇例えば、へっちょこだんごや柳ばっとなどといった郷土食の説明でも、名前や調理法の由来などという背景部分を、音声だけでも十分にリスナーに伝わるように説明し、二戸を訪れたいと思う人を増やすような作りをしていって欲しい。また、今回の話の中で良かったのは、IGRのサインの話。周りにわかるように説明していた。とはいえ在来線の話題が出てくるのであれば、鉄道の効果音なども欲しい。リハーサルも含めて、番組を全国に発信するものだという意識を持って作り上げていただきたい。

●情報は多かったけれども、浅く広くだった。もっとゆっくり話題を絞り込み噛み砕いて深く丁寧に情報が欲しい。

〇まずは新番組の企画の努力を評価したい。その上でサイマル放送で全国発信しているという趣旨を生かすためにも、方言を活かしながら全国発信の意気込みを持って、内容の充実、話し方や伝え方などを研究し発信してほしい。また、FMのスタッフも、これまで培ったノウハウを伝えこの番組作りに繋げるとともに、スタッフ全員の資質の向上に質してほしい。

●貴重なご意見、ありがとうございます。今後とも番組づくりに活かしてまいりますので宜しくお願いいたします。