平成26年6月番組審議会

特定非営利活動法人カシオペア市民情報ネットワーク カシオペアFM 平成26年6月番組審議会が、平成26年6月19日(木曜日)に行われました。

 

出席委員の氏名 田中利見氏、菅原孝平氏、小松務氏、阿部秀子氏、柴田徹氏
放送局事業者側出席者:三澤芳光、小舘秀樹、福原直樹

今回は、「三陸さ、あべ!」という番組について審議していただきました。

〇:番組審議委員
●:放送局事業者

●  「三陸さ、あべ!」は去年の7月から放送している番組ですが、今年4月からは、各パーソナリティが1か月ごとに放送することになりました。そういったところも踏まえて聴いていただきたいと思います。

○ 以前に比べて全体に番組のクオリティは上がってきている。特に技術面で音声、駅アナウンス、両者をかぶせた場面などすっきり編集していて聞きやすくなった。進歩著しい。臨場感があってよかった。

○ 確かにその場所ならではの音があるのとないのでは全然違う。

● BGMがある、なしでは番組の雰囲気が全然違います。BGMがないと単調に聞こえてしまいますが、三陸ならではのBGMがあると飽きずに聞いていられます。

○ 三陸を活性化させていく活動をこれからも続けてほしいが、人口が減少している二戸地域にも目を向けていってほしい。二戸地域をからめた番組作りもしていってもいいのではないか。

○  現地の人たちだけではなく二戸市出身の職員、二戸市からの派遣職員のインタビューをしてもいいのではないか。復興へ寄せた想い、志願した動機、現地での職務内容や努力していること、楽しいこと苦しいことなど、そして三陸への魅力などを語ってもらってもいいかもしれない。

○  「盛岡から何㎞」という話し方があったが、リスナーはあくまでカシオペア地域の人たち。カシオペア地域の目線に立って「二戸から何㎞」と言った方が、カシオペア地域の人たちにとって良いのではないか。

● 今回の試みとして、パーソナリティが月変わりで現地リポートしていて、各パーソナリティの色が出ていて非常に良かったと思います。ただ、色々聞いていく中で、それぞれの欠点が見えてくるかもしれません。そこを改善していき、いい番組を作り上げてほしいです。言葉の使い方、棒読みもなくなってきたし成長を感じます。単調な番組ではなく、飽きさせない番組作りを心がけてほしいと思います。

○  以前より比べてうまくなってきたと思う。これからも頑張っていってほしい。

○ 震災から三年経ち、忘れてはいけないと思いながら、でも徐々に忘れていく中、この番組はそれを風化させないためにも続けてほしいと思う。その年その年で何かできることはある。そのきっかけづくりになればいいと思う。実際に出向いて取材するのは大変だと思うが、とてもいい機会に恵まれているのでこれからも頑張ってほしい。

● 貴重なご意見、ありがとうございます。二戸市内全域をカバーしたということを考えながら、番組づくりに活かしてまいります。